AIで営業資料作成が半分以下に!副業コンサルが明かす時短術

AI副業入門

「営業資料つくるのに、いつも半日かかっちゃう…」「もっと早く、しかもクオリティ高く仕上げられたらいいのに」――そんなふうに思ったこと、ありませんか?実は、AIをうまく使えば“資料づくりの時間”を本当に半分以下にできます。構成案づくり、スライドのたたき台、文章の整えまで、これまで時間を食っていた作業をAIが“相棒”として一気に肩代わり。あなたは判断と仕上げに集中できます。

この記事では副業コンサルとして実際にAIを使ってきた視点から、営業資料を効率よく仕上げるための
・おすすめAIツールの選び方
・そのまま使えるプロンプト(AIへの指示文)
・作業時間を大幅に短縮する具体ステップ
を、初めての人にもわかる言葉で解説します。

目次

  1. なぜAIで資料作成は速くなるの?
  2. 基本ステップ:この型で回せば迷わない
  3. ツール3選:現場での使い分け
  4. そのまま使えるプロンプト(コピペOK)
  5. メリット/デメリット(リアルに)
  6. 実体験:時短ワークフローと成果
  7. こんな人におすすめ
  8. よくある質問(FAQ)
  9. 失敗しないためのコツ
  10. まとめ&CTA

なぜAIで資料作成は速くなるの?

AIは「構成づくり」「文章生成」「整文(言い回し・語尾統一)」の3ステップを直列で自動化できます。要点を入れるだけで章立てを提案し、段落の流れを整理して、文体まで整えるので、修正にかかる時間が激減。たとえば従来4時間かかっていた資料が、AI導入後はこんな配分で約1時間に。

  • 構成作成:30分 → 5分
  • 本文ドラフト:120分 → 20分
  • 微調整:90分 → 30分

さらに、自社テンプレや過去事例をAIに学習させれば、次回以降は立ち上がりがもっと早くなります。スピードだけでなく「”質”も上がる」のがポイント。AIから複数案を出させ、良いところ取りをすれば、早いのに“切り口が鋭い”資料になります。

ただし、体験談や固有の実績、現場のニュアンスはAIには書けません。「AIで土台を素早く作り、自分の経験で肉付けする」この役割分担が最強です。

基本ステップ:この型で回せば迷わない

Step1:目的とターゲットをAIに伝える
「誰に/何を/どうしてほしいか」を一文で固定。
例:「情シス部長向け。無料トライアル登録を促す。運用工数30%削減を訴求。」

Step2:構成案をAIに作らせる
導入→課題→解決策→効果→料金→導入事例→FAQ→CTAの基本型を出してもらい、不要章は削除。

Step3:要点と数値を渡してドラフト生成
事実・数値・事例のメモを貼り付けて、自然な文章に整えてもらう。トーン(簡潔・論理的・前向き)も指定。

Step4:リライト・整形をAIに依頼
語尾統一、専門度の調整、箇条書き化、要約スライド版(1枚)も同時生成。比較用に別案も出してもらうと◎。

Step5:人間が最終チェック
一次情報で数値・商標・比較条件を確認。誇張表現を削り、CTA(次の行動)を明確に。ここで読者の意思決定段階(初回接点/比較検討/最終稟議)に合わせて情報の深さも調整します。

ツール3選:現場で使い分けるならこの組み合わせ

① ChatGPT:構成&ドラフトの主戦力

  • 骨子設計や文章の初稿づくりが速い
  • 成果物のブレを減らすコツ:
    • 必須項目(固有名詞・数値・NG表現)を明示
    • 出力形式(見出し構造・箇条書き数・文字数)を指定
    • 比較案を2〜3パターン出させて良い要素を合体

② Gemini:Googleスライド連携が強すぎる

  • Googleスライドとシームレスに連携できるのが最大の魅力。生成したアウトラインや本文をそのままスライド化しやすく、共同編集・コメント運用もスムーズ。
  • 社内がGoogle Workspace中心なら、下書き→スライド反映→共同編集→配布までの流れが一気通貫で時短。図表や画像の差し替えも簡単。
  • 使い方のコツ:スライドの**トーン(色・フォント・余白)ページあたりのメッセージ数(1枚1メッセ)**をプロンプトで固定しておくと、手戻りが減ります。

③ Gamma:テキストから“見栄え良い”スライドを自動生成

  • テキストを投げるだけで配色・余白・フォントが自動で整い、“それっぽい”資料が秒速で完成。

仕上げで、人間が図の強弱・アイコン・CTAボタンだけ整えると、短時間でも「ちゃんとしてる」見た目に。

そのまま使えるプロンプト集(コピペOK)

① 目的共有&トーン指定(300–500字ドラフト)

あなたはBtoB営業資料の編集者。対象=SaaS導入を検討する情報システム部長。目的=無料トライアル登録。固有名詞A・数値Bは必ず入れる。競合名は出さない。トーンは簡潔・論理的・前向き。導入→課題→解決策→効果の順で、見出しと箇条書きを使い500字以内でドラフト化。

② 章立て生成(スライドアウトライン)

[導入/現状課題/理想状態/解決策/効果(数値)/料金/導入事例/FAQ/CTA]の順に、各スライド要点を3行以内で。1枚1メッセージを徹底。

③ CTA作成(意思決定段階別)

検討初期/比較中/最終稟議の3フェーズに分けて、行動を促すCTA文を2案ずつ。文字数は各30字以内。

④ リライト指示(読みやすさUP)

以下の本文を“です/ます”で統一し、専門用語に簡単な補足を付け、200字短縮して読みやすく。表現はポジティブだが誇張しない。

⑤ Gemini向け(スライド化前提)

このアウトラインをGoogleスライド用に整形。各スライドに短い見出し(17字以内)+要点3つ。配色はブランドカラー#xxxxxx基調、本文フォントはNoto Sans、図は棒グラフ1つ、CTAは最終スライド右下に配置。

仕上がりを決める“人のひと手間”

  • 数値・出典・商標は必ず一次情報で裏取り。比較条件(期間・母数・環境)も本文に明記。
  • 読者の段階に合わせて情報量を調整:
    • 初回接点:価値訴求とベネフィット中心(短く)
    • 比較検討:要件定義・費用・体制・リスク・FAQ
    • 最終稟議:効果予測、見積、導入手順、社内説明用1枚

ビジュアルの鉄則:1スライド1メッセージ。図は「現状→課題→解決策→効果」の流れで。テーブルは列を絞り、強調色は1色だけに。

時短ワークフロー実例(副業コンサルの回し方)

  • 午前:ヒアリング要点を要約→AIに目的・読者・CTAを共有→アウトライン3案
  • 午後:ベスト要素を合体→ドラフト生成→リライト2パターン→Googleスライドに反映(Gemini連携 or Gamma)
  • 夕方:一次情報で裏取り→商標と文言トーンを整える→CTAと導線の最終調整→納品

実際、あるSaaS提案ではヒアリング当日に構成+本文をAIで作り、翌朝には修正版を納品。作業は4時間→1時間に短縮。浮いた時間で提案の精度を高めた結果、成約率も改善しました。

失敗しないための注意点

  • AI任せにしない:独自実績・体験談・失敗談はあなたにしか書けない。ここを足すほど説得力が増す。
  • 誇張・断定はNG:「必ず」「絶対」ではなく、条件や前提を添える。

リンクの文脈づくり:リンク前後に“クリック理由と期待値”を一言添える。
例:「3分で登録、操作感をすぐ確認。無料トライアルはこちら」。

まとめ&今すぐできる一歩

最短ルートは、型→ツール→プロンプト→検証→CTA。まずは1本、AIで土台を作り、自分の経験で上書きする――この流れを習慣化すれば、品質とスピードは同時に伸びます。
やることはシンプルです。


1)目的・読者・CTAを一文で決める


2)ChatGPTで章立て3案→ベスト要素を合体


3)GeminiでGoogleスライド化 or Gammaで高速デザイン


4)一次情報で裏取り→CTAを明確にAIを“相棒”に、あなたの時間をもっと価値ある仕事へ。

まずは無料トライアルやテンプレのコピペから、軽く回してみましょう。

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